人には聞きにくい孤独死の今と予防法
皆様こんにちは。
遺品整理 想いての石墨です。
コロナ対策として外出自粛を心がけている方も多いかと思いますが、親しい方とのつながりは希薄になっていませんか?
特に1人暮らしの方は、人に会う機会が減って不安に思われているのではないでしょうか。
今回は人になかなか聞きにくい孤独死の今と予防法をご紹介いたします。
孤独死の今
孤独死とは、誰かに看取られずにご自宅で亡くなってしまうことを指します。
突発的な病気、家の中での不慮の事故などによって、助けを呼べないまま亡くなってしまうケースもあります。
現在は年間で3万人程度ですが、その人数は年々増加傾向に。
死因の6割強が病死であり、突然の発作や持病の重症化によりそのまま亡くなってしまうケースが多いようです。
出典:一般社団法人日本少額短期保険協会孤独死対策委員会 第6回孤独死現状レポートより抜粋
高齢の方が多いと思われがちな孤独死ですが、65歳未満の孤独死は全体の52%となっており、若い世代でも起こりうることなのです。
最初の発見者は住宅の管理会社やオーナー、親族の方はその次というデータがあります。
全体の約5割が管理会社・福祉関係者・警察による発見との数字も出ています。
ただ、最近はコロナの流行でご家族・親しい方との連絡が増えていることもあり、近親者による発見が増えている傾向にあります。
もし周りの方との関わりが少ない方の場合、家賃や公共料金の未払いや、郵便受けが溜まっている状態になるまで気づかれないことも。
その場合は、警察や管理会社など発見されることが多いようです。
参考:一般社団法人日本少額短期保険協会孤独死対策委員会 第6回孤独死現状レポート
孤独死の予防法〜自治体が提供するサービスを利用〜
まずは自治体のサービスを利用してみましょう。
厚生労働省のホームページでは「孤独死防止対策事例」として資料を載せており、各地域での対応・対策を記載しています。
神奈川県では「地域見守り活動に関する協力体制づくり」として個人宅を訪問する事業者と提携し、警察・消防と連動した地域見守り活動に取り組んでいるそうです。
孤独死の予防法〜一般企業・団体が提供する見守りサービスを活用〜
さまざまな企業や団体が提供する見守りサービスの利用も効果的です。
見守りサービスの一例としては、下記のようなサービスがございます。
- センサーやカメラを設置する見守りサービス
- スマートフォンのアプリを活用した見守りサービス
- 家電などのIoT機器の使用を利用した見守りサービス
- デイサービスや訪問介護での見守りや安否確認サービス
- 地方自治体による見守りサービス
- 運送業者による見守りサービス
※IoT機器(Internet of Thingsの略):パソコン・スマートフォン等のIT機器以外で、インターネットにつながれたあらゆるモノのこと
ここに挙げたのは一部の例でございますので、お客様・ご家族にあったサービスを探していただければと思います。
孤独死の予防法〜高齢者向け施設の利用〜
最後に高齢者向けの施設の利用による対策についてご紹介いたします。
デイサービスや老人ホームなど、誰かが定期的に見守りしてくれる環境作りを行うことで異変に気づき対応してもらうことができます。
医療機関・ケアマネジャー等の紹介や、施設の紹介を行っているサイトもありますので、参考に探してみてはいかがでしょうか?
遺品整理想いてはお客様のお気持ちに寄り添います
孤独死の今と予防法をご覧いただきありがとうございました。
ご自宅から出る機会が減り、孤独死されてしまうケースが増えている昨今、少しでも孤独死を防ぐ対策をしていただければ何よりでございます。
横浜の遺品整理想いてでは、神奈川県はもちろん関東全域で対応可能です。
どのエリアでも無料でお見積りにお伺いします。
困ったことがあればまずは遺品整理想いてまでご連絡ください。