【捨てられない】遺品を捨てることへの罪悪感の原因5選

2022年6月1日

大切な人が亡くなってしまうと悲しくて、辛くて、心身ともに力が入らなくて、とても遺品整理をする余裕なんて持つことができないものです。

『やってみるか』と思い立ってみたものの、いざ故人様のご遺品を目の前にするとどれも捨てられない。
捨てようと思っても罪悪感がのし掛かってとてもご自身だけでは遺品整理できない。

今回のブログでは、遺品整理に伴う『罪悪感の原因』について言及いたします。
皆様の『心の整理』の手助けになれば幸いです。

皆様こんにちは。
遺品整理想いての石墨です。

ご自宅の整理に伴う捨てることへの罪悪感。
『まだ使える』『もったいない』という気持ちがどうしても出てきてしまうのは仕方のないことです。

ことさら遺品整理となると、思い出が蘇るお品ばかりでよりさらに罪悪感が増してしまいます。
今日はそんな『遺品整理をする上での罪悪感の原因や解決策』をお話しできればと思います。

遺品を捨てることに罪悪感を覚える原因

遺品整理を行う以上、不用な物はいくらか出てきてしまうものです。
人に譲ったり、リサイクルショップに売却したりしても、捨てなければいけない物は少なからず出てきてしまいます。

そのため『遺品を捨てる』という行為に罪悪感を覚えてしまう方もいらっしゃるかと思います。

ですが、そもそもなぜ私たちは遺品を捨てることに罪悪感を覚えてしまうのでしょうか。

初めに考えられることは、故人様に対する気持ちの整理ができているかどうかという点です。

遺品整理を行うことは、故人様が亡くなってしまった現実をハッキリと認識する行為でもあります。
気持ちの整理がついておらず、心残りや後悔が強い場合、遺品を捨ててしまうことに罪悪感や抵抗感を強く感じやすい状態となります。

遺書や遺言書などで、遺産について故人様の意向を示す方も少なくはありません。
ですが、残された物すべてに言及される方はほとんどいらっしゃらないかと思われます。

そもそも突然亡くなってしまう場合など、遺書や遺言書が無いこともほとんどです。
こんなときに、『遺品を自分たちの判断で捨ててしまってもいいのだろうか』という心理になり、罪悪感を覚えてしまいます。

日本人はかつてより物を大切にする文化の中で生活してきました。
それは宗教観も含まれ、以前お仏壇の片づけについてお話ししたように抵抗感を覚える方も少なくはありません。

その結果、故人様の愛用品や宗教関連の品を捨てるということ自体に罪悪感を覚えてしまいます。

遺品整理に限らず、捨ててしまうことがもったいないと感じる方はたくさんいらっしゃいます。

前回のブログで『片づけられない人の心理』についてお話ししましたが『いつか使うかも』『何かの役に立つ』という気持ちは、物をため込んでしまう原因になります。

故人様が自分たちに遺してくれたモノと感じることで、より罪悪感が増え手放しづらくなってしまいます。

遺品整理について知らないことが多いのが普通のことです。
そのため、『遺品整理を行うことがすべてを捨てること』だと思い込んでしまっている方もいらっしゃるかと思います。

どうしていいのかわからない不安感から、拒否感や罪悪感を無意識ながら感じるのではないでしょうか。

また、目的を決められず、何をどの様に片づけていくかも決められない状態では、『2』や『4』のような心理が働き、罪悪感を覚えてしまいます。

およそ考えられる原因を挙げてみましたがいかがでしたでしょうか。
皆様もいくつか感じ方の大小はあれ、心当たりがあるかと思います。

そもそもなぜ遺品整理をするのか。
それは『遺族にとって必要なこと』だからです。

整理を行うことで故人様への想いの整理をつけることができます。
このような機会を罪悪感によって逃してしまうことが無いように、遺族様主体で遺品整理を行っていただければと思います。

少々長くなってきましたので今回は原因までをお話いたしました。
次回は解決方法についてお話しできればと思いますので是非お読みください。

横浜市内はもちろん、神奈川県を中心に、東京・千葉・埼玉など関東全域への見積も無料となっております。
また、遺品整理やお片付けの方法に関するご質問もぜひお電話ください。
もちろん買取だけのお見積も行っておりますので、お困りの事がございましたらまずは遺品整理想いてまでご連絡ください。

遺品整理　想いて

・遺品整理士　在籍
・相続診断士　在籍
・終活カウンセラー　在籍
・遺品整理士認定協会実地研修受講者　在籍
・遺品整理士認定協会座学研修受講者　在籍