横浜(神奈川)の遺品整理ブログ

孤立死にならないためには?孤独死との違いと一緒に解説

横浜の遺品整理 想いてです。

皆様は『孤立死』という言葉をご存知ですか?
『孤独死』と同じ意味かと思われますが、これらは別の意味を示します。

今回のブログでは、近年増加しているとも言われている『孤立死』について解説いたします。

1. 孤独死と孤立死の違い

孤立死

孤独死とは

孤独死は『誰にも気づかれずに一人きりで亡くなること』を言います。
独居者が疾病などで助けを呼べずに急死し、しばらくしてから見つかる場合にはこれを『孤独死』と言います。

誰もがよく耳にする言葉でもあるため、一般的にイメージされていることで相違ないでしょう。

孤立死とは

孤立死は『社会から孤立した状態で亡くなること』を言います。
『孤独死』とは違い、独居者のみならず、家族がいる世帯や生活困窮世帯でも起こり得る場合があります。

つまり、『孤独死』と『孤立死』の違いは、『一人で気づかれずに亡くなるか』『社会的に孤立して亡くなる』にあるということがわかります。


2. 増加が予想される孤独死

高齢化社会に直面している現在の日本では、将来的にも孤独死はさらに増えると予想されています。
増加する高齢者の単身世帯に伴って孤独死も増えれば、孤立死の増加も避けられないでしょう。

以下は東京都区部の孤独死推移のグラフです。

孤独死

引用元:https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001405347.pdf


3. 孤立死にならない生き方

孤立死

孤独死は誰の身にも起こり得ることですが、それに対して孤立死はどうでしょう。
孤立死は『社会との繋がり』を持つことで未然に防ぐことができるのではないでしょうか。

・地域で行われるイベントや集まりに参加する
・定期的に外出をする

このようなことだけでも、人との結びつきは強くなります。
また、町内会に配置されている『民生委員』の方と顔見知りになっておくと良いと言われています。

しかし、人との繋がりが大切とわかっていても、自分から他人に接することは案外勇気がいるものです。
人との関わりが苦手な方も多くいらっしゃいます。

そのような方は『近所の人に会ったら笑顔で挨拶をする』ことを実践してみると良いでしょう。
これだけでも相手は覚えてくれますし、回数を重ねれば少しずつ人との関わりに慣れていきます。

このように、些細なことでも人との関わりを持つことで、孤立死を避けることができるのではないでしょうか。


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